先日、ウクレレ演奏者の小見山あつこさんがデイケアでウクレレライブをしてくれました。

小見山さんは、保育士をしながら全国を回って音楽活動をされている方です。

 

デイケアでのライブは、メンバーさんが知っている有名な曲から始まり、次にオリジナルソング。

トークに愛情とユーモアが詰まっていて、メンバーさんも笑顔。

 

そして今回のライブの目玉は、

デイケアメンバーさんの詩と小見山さんの即興のメロディのコラボ!

 

4つの詩をその場で歌にしてくれました。

詩を作られた方は照れながらも、嬉しそう。

これまで精神科デイケアでは、3カ月に1回の文芸講座で詩を書く時間があります。

その詩は、朗読としてこれまで看護学校や福祉のイベントで発表してきました。

 

メンバーさんの作った詩が自分で朗読するだけでなく、即興で音楽として流れる。

 

「メロディが付けられることで詩の重さが軽やかになり明るくなる」と喜ばれている方。

弾んだ気持ちでさらに即興で詩を増やしていけそうな予感です。

 

「楽しかった。嬉しかった。すごく幸せな気持ち」と笑顔で話される方は、今までなかなか詩を書くことをしなかった方。

今回フェルトで作ったケーキで賞をもらった時の嬉しい思いを、初めて詩に書き留めました。

見知らぬ人が、出会いの中で詩を詠みメロディをつける。

2倍も3倍も、甘いケーキの可愛い曲になって、この喜びは幸せの思い出になりそうです。

 

サマリヤ人病院を代表する詩の中で今回2つの詩が奏でられました。

嬉しさと同時に人の目にさらされてしまう戸惑いの中で、「病気で迷惑をかけているのに、人前に出るのか」という内側の自分から投げかけられる声。人前に出ることを避け、交友関係を狭めて過ごす。しかし孤立することは次第につながりが薄れ孤独感から「自分なんていなくてもいいのでは」という思いにかられる。人とつながりたいのに、内側の声がブレーキをかける。

今回の音楽会がきかっけで、様々な思いに触れることになりました。

 

焦らず。

一歩ずつ。

変化を受入れていく。

 

今回のウクレレコンサートは、小見山さんの優しさと情熱が、精神科デイケアに広がり温かい空間になりました。

 

ありがとうございました。

またの縁を楽しみにしています。

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