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~歩き出す~  石川勝則

二十代 夢に生きる

三十代 ひとり歩く

四十代 空回り

五十代 人生に気づく

六十代 生きるすべを学ぶ

 

九十代

やりのこしたことはないかと 考えつつも

顔をあげて 歩き出す

 

・・・・・・・・・

石川さんは病気との長い付き合いの人生でした。

三十代では、二十代の頃よりも病気のことが理解でき心のゆとりが生まれました。

四十代では、周りは家庭をもち仕事をしている。「人並みにならなければ」と、もがくけれども抜け出せず。

五十代では、苦しみを抜け、病気があっても楽しみはあったのだと気付く人生。これでよかったのだと受け入れることができたそうです。

六十代、体との向き合い方など、これまで得た知識や経験を若い世代にも伝えていきたい。

 

そして、願わくは九十代。

九十代まで生きることができるのなら、この人生充実していたと常に前を向いていたいと話されていました。

 

病気の自分だけれども、病気だけの自分ではなかったこの人生。

いろんなことに気づけたこの人生。

ほんの少し、遠目にみて感じたことを詩に残されました。