サマリヤ人病院 精神科デイケア・デイナイトケアの活動「文芸教室」から生まれたメンバーさんたちの心の詩が詩集になりました。

  風が光る 』       心の風ふく丘文芸委員会 編

 

花が咲かないひとたち

ではなく

花をさかせたいと願う

私たち

 

生きているだけで良い

私たちのうた

こんな勇気はどこにも存在しない

(本篇より)

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この詩集は私ども嬉野が丘サマリヤ人病院精神科デイケア、デイナイトケアに通うメンバーさん達が普段の活動の中で書きしたためたものです。

第一作『私に似た花 それはきっといい花だろう』に続く、第二作目の詩集『風が光る』を出版する運びとなり、手にしてくださった皆様一人ひとりにお礼を申し上げたいと思います。

彼らの中には、心の病に苛まれることも少なくなく、そのために傷つきやすく口べたな人も多いのです。そんな彼らが詩を通して自分を表現することができたことが、彼らのカタルシス(浄化)につながり、気負うことなく自分らしく生きていけば良いのだと言えるようになってきているように思います。つたない言葉や分かりにくい言いまわしなどがあるかもしれませんが、彼らが書き綴ったこれらの作品には、彼らが感じている喜びや悲しみが素直に表現されています。

お読みになった皆様が、病で傷つくことの多い彼らの心の奥底に沈み込んだ優しさに触れてくだされば幸いに存じます。

嬉野が丘サマリヤ人病院 理事長 田崎 琢二 (「あとがき」より)

 

人は人とつながろうとする。私たちは、病気によってつながれない人たちをつなげようとすることを仕事としている。人間はつながらないと生きてはいけない。自分ひとりでもいられる一方、つながらないと生きていけない、どっちも大事。

彼らは人とのつながりが切れている人が多い。でも詩を書いたり、朗読をしたりして、人や社会とつながりだすと、自分だけの世界に閉じこもるだけではなく、仲間や人の事も考えるようになる。相手のことを知り、思いやれるようになる。自分の病気だけに目をむけるだけでなく。

彼らと一緒に生きていくようになって、自分が携わるようになって、私もいろんな体験をしました。

心に病気をもつ人とかかわること。それって普通、一生の中で、なかなかないことだなって思います。彼らの世界を理解することは、自分を知り、人間の奥深い苦しみやよろこびを理解することです。

彼らは、病気の世界だけで埋没しそうなところを、スタッフらとの相互交流や外部からの人の風も受けて、自分たちも、他人の世界(病気の世界)に行けるということを意識しないといけない。スタッフだけ、メンバーだけの世界、病気の世界だけでなく、外の世界の人とも知り合う。自分たちだけが、理解していればいい、という世界に埋没してはいけないと思うのです。

サマリヤ人病院 精神科デイケア・デイナイトケア 課長 城間 久美子(「座談会 私たちの言葉」より)

 

 

問合せ先 嬉野が丘サマリヤ人病院 地域医療連携室 ☎098-889-1328  担当 島袋 (販売もしています)

価格 1,200 円(税別) 編集者 心の風ふく丘 文芸委員会  発行所 ボーダインク
ボーダインクさんのホームページからも購入できます。http://www.borderink.com/?p=18617

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