理念・沿革
病院理念
1「私たちは、真理に基づいた医療を行います」
私たちは聖書が指し示す隣人愛の教えに基づいて、患者さんの人権を
尊重し、病んでいる心身に平等な医療サービスと安らぎを提供します(精神)
2「私たちは、プロ意識を持ち、より良い医療サービスを提供します」
私たちは、日々修練・研鑽に務め、最新の医療知識と技術を
用いて、誠心誠意、患者さんのニーズに応えていきます(知識と技術)
3「私たちは、地域に愛され、信頼され、貢献する医療を目指します」
私たちは、病む人々と地域の人々から信頼される病院づくりに努めます(献身)
名前の由来

「サマリヤ」とは、パレスチナの一地方の名称です。
「サマリヤ人(ビト)」は、キリストの時代には、ユダヤ人から差別され、軽蔑されていた人々でした。
聖書には、次のような黄金律があります。
(1) 心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。
(2) 隣人を自分のように愛しなさい。
『サマリヤ人』は、自分たちを差別し、軽蔑するユダヤ人の旅人に対して、黄金律の(2)を実践しました。この『善きサマリヤ人』のように、病む者、働く者たちのよい隣人、真の愛を実践する病院でありたいとの願いから『サマリヤ人病院』の名称は生まれてました。
あいさつ

私ども輔仁会は昭和33年に田崎病院開設以後、ひたすら地域精神医療の向上発展のために努力してまいりました。何かとストレスが多くなった今日、不登校、虐待、神経症、うつ病、アルコール依存症など精神的問題も多様化しております。また急増する認知症とその合併症にも対応できるようにと平成24年5月には精神科合併症病棟を整備した嬉野が丘サマリヤ人病院の本館の新改築、さらには平成25年8月に沖縄県より認知症疾患医療センターの指定を受け、輔仁会を利用される方へ可能な限り全人的な医療サービスを提供できるようにと努めております。
親しみやすく、わかりやすい医療サービスを提供し、皆様が一日も早く健康的な生活に戻れることを目指し、スタッフ一同日々研鑽を積み、少しでもより良い治療が行えるように努力しております。
今後もさらに皆様に必要とされる病院づくりを目指し、真摯な姿勢で努力していく所存です。
皆様の心の悩みをありのままに受け止め、理解し、共に考え、悩みを心の成長へと変えていけるようにお手伝いしたいと思います。
毎日の生活をしていくことが苦痛に感じた時、当法人の病院・施設を気軽にご利用して下さると大変光栄に思います。
輔仁会沿革
1958年 | 田崎病院開設 *15床(那覇市松川) |
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1968年 | 新川農場「作業療法センター」として発足 |
1973年 | 田崎第二病院開設認可(精神科)152床 |
1981年 | 田崎第二病院を医療法人として設立(医療法人 社団 輔仁会) |
1985年 | 内科併設(田崎第二病院) |
1986年 | 社会復帰センター(体育館)落成(田崎第二病院) |
1989年 | 老人保健施設 嬉野の園 開設 |
1991年 | 田崎第二病院を「嬉野が丘サマリヤ人病院」に名称変更 医療法人認可 |
1994年 | 老人保健施設痴呆専門棟開設(嬉野の園) グループホーム「さくら寮」開設 |
1995年 | 入所授産施設「大名の丘」開設 老人性痴呆疾患治療棟開設 重度痴呆疾患老人デイケア開設 |
1998年 | 老人性痴呆疾患センター指定(サマリヤ人病院) |
2000年 | 田崎病院 新改築 生活訓練施設「せせらぎの里」開設 |
2006年 | ゆいまーる松川(介護サービスセンター)開設 |
2007年 | 輔仁クリニック開設 |
2012年 | サマリヤ人病院 本館新改築 |
2013年 | 那覇市包括支援センター松川開設(ゆいまーる松川内) 沖縄県認知症疾患医療センター開設 輔仁クリニック 認知症デイケア開設 |