嬉野が丘サマリヤ人病院 施設概要

心と心をつなぐ やすらぎの医療

精神医療の向上発展に取り組んで60年以上。何かとストレスの多い昨今、神経症、不登校、虐待、うつ病、アルコール依存症など精神的問題も多様化しています。
また、急増する認知症とその合併症も大きな問題となっています。沖縄県の認知症疾患医療センターの指定を受け、医療ニーズの多様化、超高齢社会の到来に対応した良質かつ適切な医療の提供をめざします。

施設概要

法人名 医療法人社団 輔仁会   嬉野が丘 サマリヤ人病院
設立 昭和48年(田崎第2病院)
院長 宮里 洋
所在地 〒901-1105 沖縄県島尻郡南風原町新川460番地
電話番号 098-889-1328(代表)
FAX番号 098-889-0868
診療科目 精神科・心療内科・内科・歯科
諸指定 沖縄県認知症疾患医療センター(南部圏域)

 

医療DX推進体制整備について(令和6年6月~)

当院では、医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っております。

「医療情報取得加算」「医療DX推進体制整備加算」の施設基準

・オンライン資格確認、オンライン請求を行う体制
・オンライン資格確認システムにより取得した医療情報
(受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報)を診察室で取得・活用して診療を行う体制
・電子処方箋を発行する体制整備(今後導入予定)
・電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制(今後導入予定)
・マイナ保険証利用を促進
・医療DXを通じて質の高い医療を提供できる体制

正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証をご持参いただき、オンライン資格確認等のご利用にご協力お願いいたします。

1.当院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

許可病床数 372床(精神病床346床、一般病床26床 )
当院では、患者様負担による 「 付添看護 」 は認めておりません。

入院料 看護配置 病棟名 病床数




精神病棟入院基本料 15:1 3階病棟 60床
当該病棟では、1日に12人以上看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。
 朝8時30分~夕方17時30分 看護職員1人当たりの受け持ち数は、8人以内です。
 夕方16時00分~深夜0時30分 看護職員1人当たりの受け持ち数は、30人以内です。
 深夜0時00分~朝9時00分 看護職員1人当たりの受け持ち数は、30人以内です。
 精神療養病棟入院料 15:1 4階病棟 60床
 精神療養病棟入院料 15:1 5階病棟 60床
 精神療養病棟入院料 15:1 6階病棟 60床
 認知症治療病棟入院料1 20:1、看護補助25:1 認知症治療病棟 50床
 特殊疾患病棟入院料2 10:1 O-2病棟 56床
一般病床  特殊疾患病棟入院料2 10:1 S-1病棟 26床

2.当院は、下記の指定を受けた保険医療機関です。

・保険医療機関
・生活保護指定医療機関
・難病指定医療機関
・応急入院指定病院
・指定自立支援医療機関(精神通院医療)
・沖縄県認知症疾患医療センター
・特定給食施設

3.当院は、入院時食事療養(Ⅰ)の届出を行っております。

管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)適温で提供しております。

4.当院が、九州厚生局の承認を受けている施設基準に関する届出事項は下記のとおりです。

・精神病棟入院基本料 15:1 (精神入院)第176号
・精神療養病棟入院料  (精療)第10号
・認知症治療病棟入院料Ⅰ (認治1)第4号
・特殊疾患病棟入院料2(特疾2)第32号
・看護補助加算3 75:1 (看補)第147号
・精神科応急入院施設管理加算 (精応) 第7号
・救急医療管理加算(救急加算)第28号
・精神科身体合併症管理加算  (精合併加算)第13号
・精神科救急搬送患者地域連携受入加算(精救急受入)第4号
・後発医薬品使用体制加算1(後発使1)第59号
・看護配置加算(看配)第189号
・初診料(歯科)の注1に掲げる基準(歯初診)第639号
・診療録管理体制加算3(診療録3)第94号
・データ提出加算2・4(データ提)第75号
・医療DX推進体制整備加算(医療DX)第152号

特掲診療科の施設基準

・CT撮影及びMRI撮影(マルチスライスCT) (C・M)第142号
・精神科作業療法 (精)第10号
・精神科デイ・ケア(大規模) (デ大)第3号
・精神科デイ・ナイトケア   (デナ)第26号
・重度認知症患者デイ・ケア  (認デ) 第3号
・医療保護入院等診療料 (医療保護)第7号
・認知症患者リハビリテーション料(認リハ)第3号
・CAD/CAM冠(歯CAD)第593号
・クラウン・ブリッジ維持管理料(補管)第1326号
・外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) (外在ベⅠ)第155号
・歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ) (歯外在ベⅠ)第40号
・入院ベースアップ評価料20  (入ベ20)第4号

入院時食事療養

・入院時食事療養Ⅰ(食)第66号

その他届出

・酸素の購入単価 (酸単)

保険外負担に関する事項1

1 特別療養環境の提供に係る費用
・1日あたり1,100円(税込) (差額ベッド O-2病棟 301~308 )
2 金銭の管理及び日用品購入代行業務
月額1,500円(税込)※日額50円(税込)
3 散髪代
1回 1,000円(税込)
4 私物衣類の洗濯
・洗濯機 (1回 100円)
・洗濯業者へ委託(洗濯委託業者:㈱杉並メディカルズ)
①CSプラン(浴衣・甚平)ご利用の方 洗濯代:月額3,300円(税込)
  ※月途中の契約・解約の際:日額110円(税込)
②CSプラン(浴衣・甚平)ご利用でない方 洗濯代:月額6,600円(税込)
  ※月途中の契約・解約の際:日額220円(税込)
5 エンゼルセット 3,700円(税込)
6 歯科外来
フッ素塗布(1口腔 1回につき) 1,100円(税込)
マウスピース スポーツ用(カラー:単色) 13,000円(税込)
マウスピース スポーツ用(カラー:マーブル色) 16,000円(税込)
マウスピース スポーツ用(カラー:2色・3色) 18,000円(税込)
マウスピース スポーツ用(カラー:4色) 21,000円(税込)

保険外負担に関する事項2(文書料等)

文書種別 文書料金(税込) 備考
1 通院医療費公費負担診断書 ¥3,300
2 精神障害者手帳診断書 ¥3,300
3 裁判所所定診断書 ¥5,500
4 成年後見制度診断書 ¥5,500
5 その他診断書(簡単) ¥1,100 病名、治療期間記入
6 その他診断書(複雑) ¥3,300
7 障害年金診断書 ¥4,400 国民年金
厚生年金
8 児童扶養手当障害認定診断書 ¥3,300
9 生命保険関係診断書 ¥4,400
10 入院・通院証明書 ¥1,100 所定用紙
11 受診状況等証明書(年金申請用) ¥1,100 役所用紙
12 医療費支払い証明書 ¥1,100
13 死亡診断書 ¥3,300
14 特定疾患臨床調査個人票 ¥2,200
15 領収書再発行手数料(1枚につき) ¥1,100
16 診断画像データCD-R保存料 ¥110
17 看護・介助証明用診断書 ¥2,200
18 医師面談料 ¥3,300
19 カルテ開示申込料 ¥2,200 カルテ開示関連
20 診療録のコピー代 (A4サイズ1枚につき) ¥20
21 診療録等の要約書 ¥5,500
22 診療録の説明・閲覧30分 (職員同席) ¥1,100
23 診療録の説明・閲覧60分 (職員同席) ¥2,200

看護職員の負担軽減及び処遇改善に関しての取り組み事項

当院では看護師の負担軽減及び処遇改善のため、下記の項目について取り組みを行っています。

1.看護職員の負担軽減及び処遇改善に関する具体的な取組事項

1)看護職員と他職種との業務分担

・薬剤師 (入院時の持参薬の確認、薬学的指導など)
・診療放射線技師、臨床検査技師 (医療機器の管理)
・栄養士 (患者の状態に合わせた食事など)
・入院事務の配置(入院会計、医療費関連の説明、入院処理業務など)

2)看護補助者の配置

・病棟機能、状況に合わせた、適切な看護補助者の配置
・主として事務的業務を行う看護補助者の配置
・看護補助者の夜間配置

3)非常勤・派遣看護職員、看護補助者の採用

4)多様な勤務形態の導入

5)妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮

・妊娠・子育て中、介護中における休業制度
・休暇、休業制度の運用(※育児休暇:男性取得実績有)
・院内保育所の設置  (院内保育所の利用)
・夜勤の低減  (妊娠中や子育て中の職員に対して夜勤数を減らす)
・休日勤務の制限(子育て中の職員に対して休日勤務を減らす)
・短時間勤務制度(育児、介護の短時間勤務制度の利用)

6)シフトに対する配慮

・夜勤専従の導入(本人の希望を聞き、様々な働き方に対応する)
・夜勤負担軽減 (夜勤は連続しても2回程度に留める)
・半日休暇制度 (有給取得しやすい取り組み)

2.職員に対する取組周知

1)院内掲示及び院内LANにて周知

医薬品供給不足時の対応について

当院は、医療情勢に鑑みて後発医薬品の使用に積極的に取り組んでおり、医薬品の供給が不足した際に処方の変更等に関して適切な対応を行う体制を整備しています。

それに伴い、患者様へご説明の上、薬剤を変更する可能性がございますので、ご理解のほど宜しくお願い致します。

令和6年6月
嬉野が丘サマリヤ人病院 院長

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について

当院では、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして、入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。
ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。

嬉野が丘サマリヤ人病院 院長

歯科初診料の注1に規定する基準について

当院は、以下の「歯科初診料の注1に規定する基準」を満たしています。

  1. 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じている。
  2. 感染症患者に対する歯科診療に対する体制を確保している。
  3. 歯科外来診療の院内感染防止対策に係る研修を4年に1回以上、定期的に受講している常勤の歯科医師が1名以上配置されている。
  4. 職員を対象とした、院内感染防止対策に係る標準予防対策及び新興感染症に対する対策等の院内研修を実施している。

 

令和6年6月
嬉野が丘サマリヤ人病院 院長

「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、平成30年4月1日より、明細書を無料で発行することと致しました。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、
その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にその旨お申し出下さい。

 

平成30年4月
嬉野が丘サマリヤ人病院 院長

病院名の由来

当院はキリスト教の精神を基に、病める人々の善き隣人でありたいとの想いで医療に努めております。
当院の名前にある「サマリヤ人」は「さまりやびと」と読みます。「サマリヤ」とは、パレスチナの一地方の名称です。
聖書には次のような黄金律があります。

  1. 心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい
  2. 隣人を自分のように愛しないさい

ある旅人が強盗に遭い、倒れていたところを他の旅人は見ぬふりをして通りすぎるなか、「サマリヤ人」は、自分たちを差別し軽蔑するユダヤ人の旅人に、黄金律(2)を実践しました。

この「善きサマリヤ人」のように、病む者、働く者たちのよい隣人、真の愛を実践する病院でありたいとの願いから「サマリヤ人病院」の名称は生まれました。

病院沿革

西暦 年号 主な事項
1968 昭和43.8 田崎病院の「作業療法センター」として発足
1973 昭和48.4 田崎第二病院開設認可(精神科 152床)
1980 昭和55.7 精神科病床200床に増床
1981 昭和56.4 田崎第二病院を医療法人として設立
(医療法人 社団 輔仁会 田崎第二病院)
1982 昭和57.12 精神科病床250床に増床
1985 昭和60.5 病床の種別変更許可
精神病床:4棟 224床 一般病床:1棟 26床
1986 昭和61.1 社会復帰訓練センター落成(体育館)
1987 昭和62.2 精神科デイ・ケア承認
1989 平成元.9 精神科作業療法承認
1991 平成3.2 田崎第二病院 名称変更
(嬉野が丘 サマリヤ人病院)
1993 平成5.12 精神科指定病床 5床 承認
1995 平成7.5 老人性痴呆疾患治療病棟入院医療管理の施設基準承認
(50床) 300床に増床
1995 平成7.5 重度痴呆患者老人デイ・ケア承認
1996 平成8.11 精神病棟の増築 366床に増床
精神病床:340 一般病床:26 病棟数7
1997 平成9.1 精神科療養病棟承認
1998 平成10.3 老人性痴呆疾患センターとして指定
1998 平成10.7 栄養改善法9条の2第3項に基づく指定(第24号)
2000 平成12.4 日本老年精神医学会専門医認定施設承認
2001 平成13.1 精神科デイ・ナイト、デイ・ケア(第26号)
2001 平成13.5 一般病床:26床 → 療養病床:26床
2002 平成14.2 応急入院指定病院指定承認
2003 平成15.11 臨床研修病院指定 032256承認
2005 平成17.5 病床変更 376床に増床
精神病床:350床 療養病床:26床
2006 平成18.1 精神科専門医制度研修施設承認
2007 平成19.5 指定自立支援医療機関承認(精神通院医療指定)
2009 平成21.5 精神科身体合併症管理加算承認
2010 平成22.4 救急医療管理加算承認
2011 平成23.5 保健医療機関指定
2012 平成24.5 病床変更 376床→370床
精神病床:344床 療養病床:26床
2012 平成24.6 精神科救急搬送患者地域連携受入加算
2012 平成24.6 特別療養環境加算(8室)
2012 平成24.7 救急搬送患者地域受入加算
2012 平成24.11 病床変更 370床→372床
精神病床:346床 療養病床:26床
2013 平成25.4 精神療養病棟重症加算(第9号)
2013 平成25.5 薬剤管理指導承認
2013 平成25.8 沖縄県認知症疾患医療センター開所
2013 平成25.8 認知症専門診断管理科
2014 平成26.4 精神療養病棟(第10号)
2014 平成26.7 生活保護指定医療機関許可
2015 平成27.1 難病指定医療機関
2016 平成28.4 沖縄県認知症疾患医療センター継続開所
2016 平成28.5 外来新設室、CT室等移設、睡眠検査病棟(4床)新設
2016 平成28.5 睡眠外来開所
2016 平成28.10 認知症デイケア増設(75人)
2017 平成29.5 認知症患者リハビリテーション科(第3号)
2017 平成29.5 保健医療機関更新
2017 平成30.4 生活保護指定医療機関更新(第511号)
2018 平成30.4 療養病棟入院基本料(入院基2)
2018 平成30.4 認知症夜間対応加算
2018 平成30.8 在宅呼吸法遠隔モニタリング加算
2018 平成30.10 後発医薬品体制加算(Ⅰ)
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